来店客に、全店をくまなく回ってもらうために、計画的に誘導することを、ワンウェー・コントロールという。
あまり歩き回りたがらないお客に、少しでも歩いてもらって、商品を見てもらうのだから、緻密な動線計画が必要となる。
スーパーマーケットでは、コの字型に主通路を取り、入り口から壁面沿いに青果→鮮魚→精肉→日配品と陳列して、最後に主通路の内側の加工食品や日用雑貨を購入し、チェック・アウトに行くというレイアウトがある。さらに、ワンウェー・コントロールの効果をあげるために、主通路の突き当たりには磁石(マグネット)コーナーを設置したり、売場関連に配慮するとか、カラー・コントロールの技術を取り入れるなどということがあげられる。
ワンウェー・コントロールは、小売業が長年にわたり築きあげてきた理論である。お客の満足が得られずに、売上が低迷している場合は、小売業理論の原則に戻って店と売場を点検してみなければならない。