予約とは、将来、本契約を成立させることを約束する契約のことをいう。今はお金がないために買うことができないが、将来お金が入った時には買いますよという場合に使われる。
民法では、一方の当事者に予約完結権を与えて、本契約を成立させるという意見表示をしたら、直ちに本契約が成立するものと定めた。予約完結権を行う期間が定められたら、その期間内に予約完結権を行使する必要がある。しかし、期間が定められなかった場合には、相手方は、期間を定めたうえで予約完結権を行使するか否かを催告して、それでも予約完結権が行使されない場合には権利が消滅してしまう。
予約は、本来の目的とは別に、債務不履行の場合には債務者の不動産で代物弁済することを予約するという形で使われることが多くある。
また、たとえば書籍の予約をするという場合には、法律上の予約ではなく売買契約そのものを意味している場合がある。