卸売価格での販売を謳い文句とする、実際にはさらなる低価格で提供している大型の総合小売業態のことで、通常、会員制になっているので、メンバーシップ・ホールセール・クラブとよばれている。
アメリカでは、究極の安さを提供する最新の業態として発達してきた。店舗は一切の装飾がされていない倉庫型店舗で、陳列に関しても倉庫の物置場のように床や棚にうず高く積み上げられていて、販売方法も箱売りのような大容量である。
メンバーシップ・ホールセール・クラブの第一の顧客は一般小売業者や食堂業者のような業務筋だが、一般消費者の利用もなかなか活発になっている。ある決められた会費さえ払えば誰でも入会することができ、ほかの店よりも安く買えるので、少々のサービスがなくても、安さがゆえに購入してしまう。
最近、日本でも、ダイエーが“コウズ”という店名でメンバーシップ・ホールセール・クラブを開設した。メンバーシップ・ホールセール・クラブのようなドライな商法が日本の消費者に定着するのか、注目されている。