マーケット・シェアとは、市場独占率あるいは単にシェアともいわれるもので、その商品の市場規模全体に占める自社商品の割合のことをいう。すなわち、トヨタは日本における自動車市場全体の中でトップ・シェアのメーカーである。しかし、市場の概念を変えてみると、トヨタが必ずしもトップメーカーとはいえない。たとえば商用車市場や、軽自動車、RV市場いおいては、参入していない市場もあるが、2番手以下になる。
また、ここの商品ではなく、小売販売額全体に占める自社のシェアという観点でみると、ダイエーやイトーヨーカ堂のほうがシェアが高いということになる。
一般の小売業やサービス業が地域戦略を実践していく上では、商圏シェアの概念が有効となる。
マーケット・シェアは、市場における自社の相対的な地位や、競争相手との力関係を表す指標となる。すなわち、マーケット・シェアの低下は、市場における競争力の低下ということになるので、その原因を把握して、シェアの維持・アップ策を講じることが必要となる。