プライスレンジとは、ある店のある品種のプライスゾーンの中で、その陳列量がもっとも多く、その最大陳列量の商品の中心価格帯のことをいう。
小売業においても、価格による競争が激化すれば、他の業態類型(フォーマット)と比べて、このプライスレンジがどこにあるのか(上か下か)、さらにプライスレンジの幅はどうか(狭いか広いか)がもんだいとなる。
アメリカの小売業では、各フォーマットが、プライスレンジの位置によって区別されていて、下から上のほうへポピュラープライスレンジ(ロワー、ミドル、アッパー)、モデレートプライスレンジ(ロワー、アッパー)、ベタープライスレンジ、ベストプライスレンジに分けることができる。アメリカのディスカウント・ストアは、ミドルポピュラープライスレンジに位置している。日本の小売業はフォーマットがきちんと確立されていないため、この区別は不明瞭である。