人時(にんじ)生産性とは、総労働時間1時間あたりの粗利益高のことで、粗利益高を総労働時間で割って求めることができる。
人時とは、1日、1週間、1ヶ月などのある特定の期間における総労働時間、延労働時間のこと。あるコンビニエンス・ストアで50人時というと、1日で50時間の総労働時間という意味になる。1日の粗利益高が20万円であれば、人時生産性は4000円ということになる。一般に、適正労働分配率は50%以下といわれていることをかんがえると、この場合の時間あたり人件費は2000円以下にする必要がある。このように、人時生産性とは、1時間あたりいくらの粗利益を稼ぐかという指標であり、適正利益を確保するための人件費の支払い能力を表すものである。