定着率とは、新しく採用した従業員が、一定の期間が経った後退職しないで残っている者の割合のこと。
定着率は、業種や企業によっては差が大きいものである。通常、大企業やブランド企業では退職者が少ないので定着率は高く、飲食業や3K(きつい・汚い・危険など)と呼ばれている業種では定着率は低い。
定着率は、主として労務管理上の課題といえる。定着率が低く、労働意欲が下がっている場合には、その原因を究明し改善していく必要がある。特に大きな問題は、店長やマネージャーの定着率が悪いときである。
また、定着率は、会社または経営者の考え方を評価する指標となっている。
①待遇が悪い
②企業の目標が明確でない
③業績評価や人事考課が公平でない
④就労条件が悪い
⑤居心地が悪い
以上の項目の内容を大きく反映するからである。
会社の理念共有ができない社員が長くとどまるのも問題であるが、通常、定着率をいかに高めていくかが重要な課題となっている。